代表挨拶

弊社は現在、自動車のOBD2に関連した製品を取り扱っています。

OBD2（On Board Diagnosis second generation）とは、高度に電子化した昨今の自動車を制御するECU（Electronic Control Unit）にプログラミングされている自己診断機能のことです。診断機能と名がついている通り、元々は自動車の故障診断のために開発されました（OBD2を使用する読み取り装置は、故障診断機やスキャンツールと呼ばれます）。

ところが、このOBD2を介せば診断機能のみならず理論上は非常に多岐に渡って車両の設定を変更することができます。例えば、LED電球に交換した場合の球切れ警告やフラッシングを無効にしたり、自主規制されたデイライトを有効にしたりすることができ、これらは一般的に「コーディング」と呼ばれています。

また、トランスミッションを制御するコンピュータ（TCU：Transmission Control Unit）にアクセスすればトランスミッションの変速ポイントや変速スピードを自在にチューニングすることができます。

このようにOBD2は自動車のカスタマイズにおいて無限の可能性を秘めており、弊社としましてはユーザー様がそれらを最大限に引き出すお手伝いができれば幸いでございます。

今後とも弊社をどうぞよろしくお願い申し上げます。

代表取締役 石井 隆時